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子どもたちに求められる時、実は子ども達に与えられている

わたしが

シュタイナー学園へ関わるようになった時に

 

小さな新入生だった子ども達が、

いまでは、もう3年生になっています。

 

ーーー

 

半年くらい前に、ちょっとした空白時間があって

ちょうど手が空いていたわたしに
彼らの相手を頼まれたことがありました。

 

 

「…そして、銀の鏡は

モモ姫の心を奪うような

影を運んできたのです。」

 

 

担任の先生が戻られたので

語りきかせのお話は、そこまで。

物語の途中で終わっていました。

 

ーーー


きょう、

週1回の高学年の美術の授業で

 

わたしが学園へ行ったところ、

彼らに庭で呼び止められました。

 

 

「ねぇ、あのお話の続きをして!」

 

 

 

半年間…ずっと気になっていたのね。

 

半年間、あの物語の続きを
時々、思い出しては考えていたのかな。

 

 

 

 

この半年の間に、
また背が伸びた彼らに囲まれながら

 

 

「うん。どこまで話したかな?」
「みんなは『空の月』がなんなのか、もう知ってるね?」

 

 

昼放課の限られた時間だったので
でも結局、また途中になっちゃった。

 


「…お話は、きょうはここまで。」

 

「先生、またお話の続きをしてね!」

 

 

 

可愛い。
泣けるほど

 

嬉しい。

 


彼らに語りきかせをしたのは
わたしの十八番のひとつの「魔法の鏡」です。

 

「モモ」M.エンデ

第5章おおぜいのための物語と、ひとりだけの物語から

 


愛知県豊川市の春休みクラスでは、その他にも
いろいろな物語を語り聞かせする予定です。

 

子ども達にわたす時、実は多くのものを

子ども達からもらっています。

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