光の輪 CORONA

 


 

あなたが蔓延する病への恐怖のほか何も考えられないとき、そしてそのような

恐怖を抱いて夜眠りにつくとき、無意識に恐怖に満ちた想像とその残像が魂のうちに

作り出される。

これが病原菌にとって根付き、 繁殖する快適な温床となる

 

 

ルドルフ・シュタイナー
1920321日~4月9日

スイス、ドルナッハで開かれた第一回医療者会議の講義より

 

 


キリストの心臓「聖心」

*聖心は「せいしん」「みこころ」と読まれ、

イエス・キリストの人類に対する愛の象徴である心臓や、

それに対する崇敬を示す言葉です。
引用 http://yukipetrella.blog130.fc2.com/blog-entry-1347.html

 

 


 

 

恐怖は人間の身体の中部すなわち心肺のあたりを締め付けるという事実を考慮する時、この臓器の周辺はウイルス性の肺の感染が起こりうる、特別に敏感で危うい領域だということがわかります。

 

 

心臓と肺は感覚世界ー人間の内と外の世界との関係のための心的領域です。

 

内省、調整、苦しみをともにすること、関心、そして熱意の領域です。

 

これは恐怖と不安に対抗する効果的なイメージです。

 

 

 

けれど狭く抑圧的な恐怖は私たちの時代の習慣になっています。

 

いい結果が出せないのではないかという恐れ、職を失うのではないかという恐れ、外国人に対する恐れ、孤独への恐れ、気候変動への恐れ、財政的不安、政治的恐怖。

子供が失敗するのではないか、
またコンピューターゲーム中毒になるのではないかという恐れ、などなどです。

 

 

恐怖は全てに分け入ってきます。

 

私たちの思考と思い、また行為にも侵入します。

 

意志や心情への恐怖もあります。

 

 

 

恐怖は心だけでなく、体も冷たくします。

 

体と魂が締め付けられ、体に緊張とストレスが生じます。

 

恐怖は循環器系に血流低下を引き起こし,免疫系を弱めます。

 

 

 

恐怖はすべての対抗諸力を目覚めさせます。

 

 

 

ルドルフ・シュタイナーがウイルスと細菌による感染と心肺の対抗諸力である物質主義的考え、すなわち虚偽、中傷、疑わしい偽善を結び付けていること*に驚かされます。

 

これらは人間の中部領域が本来意味するものの真逆のイメージです。




人間の中部領域は本来、熱意、温かさ、驚愕、関心、調和、共苦、共同性信念、希望そして愛の領域なのです。

 

 

これらすべてによって、肉体の熱が育ち、血液の活発な循環によって酸素が運ばれ、免疫系が強められます。


これが治療に有効に働くのです。

 

 

 

 ヘンリエッタ・デッカーズ Henriette Dekkers,  Haarlem 2020

訳:近見冨美子

 

 

 

 

 

シュタイナーの100年前()の講義の引用に続くこの文章は、オランダのヘンリエッタ・デッカーズさんからのメッセージです。

 

...デッカーズ夫妻はアントロポソフィーに基づく心理療法の先駆者で、長年アントロポソフィー 医療の代表者グループ(IKAM)やIPMTで尽力されてきました。...IPMTや世界の心理療法養成コースで指導を続けるほか、アムステルダム郊外ハーラムにあるアントロポソフィークリニックで心理療法を担当されています。

 

この文章はこのクリニックの患者 のためのウブサイトに掲載するために書かれたものです。


 

 

 

コロナとはある物体の周囲の光の環を意味します。

 

 

私たちの宇宙の最も素晴らしいコロナは、

 

火のような円形の王冠で、時折強く燃え上がる

 

太陽を取り巻くコロナです。

 

 

太陽のコロナは宇宙空間の

 

はるか彼方へとその光を投げかけます。

 

 

光といのちの源である

 

私たちの太陽は

 

なんと素晴らしい天体でしょう。

 

 

 

人間のハートを見てみると

 

そこにもコロナがあります。

 

 

ハートの筋肉は

 

独自の血液供給を持っています。

 

 

それはハートを循環する

 

血管のコロナ(クラウン)からもたらされるもので、

 

 

このコロナが

 

健全に機能しない状態が

 

冠動脈心疾患と呼ばれるものです。

 

 

 

現在私たちは、

 

地球上をパニックに陥れた

 

コロナウイルスの蔓延を体験しています。

 

 

 

国境が閉じられ、

 

航空機による移動も一部制限され、

 

何百万もの人々が隔離されています。

 

 

 

このウイルスはウイルスの表面に

 

王冠のような

 

スパイクを持つことから、

 

 

コロナウイルスと

 

名づけられました。

 

 

 

このウイルスは通常、上部呼吸器官に、

 

普通の風邪のような、

 

 

軽度あるいは

 

それほどひどくない程度の感染を

 

引き起こします。

 

 

 

けれど

 

このウイルスは

 

 

気管支炎や肺炎のような

 

深刻な症状を

 

引き起こすこともあり、

 

 

それが

 

死につながることもあります。

 

 

 

このところ、世界中で

 

人々は恐怖の呪縛に陥っているようです。

 

 

すばやく蔓延する

 

ウイルスのように、

 

 

恐怖が

 

私たちの生活に侵入しました。

 

 

 

恐怖が

 

地球を取り巻く

 

暗闇のコロナになりました。

 

 

 

コロナウイルスの

 

王冠のスパイクのように、

 

 

恐怖の暗いスパイクが

 

人々を切り離しています。

 

 

 

恐怖は

 

人々を孤立に追いやります。

 

 

恐怖は

 

ハートを縮小させ、締め付けます。

 

 

 

同様に、人類のハートも

 

冠動脈心疾患で

 

 

苦しんでいるのでは

 

ないでしょうか?

 

 

 

締め付けられ、

 

愛情供給の欠如に

 

 

苦しんでいるのでは

 

ないでしょうか?

 

 

 

愛といのち、

 

そして笑いが、

 

 

魂と霊性の

 

致命的な感染に

 

取って変わられています。

 

 

 

世界は

 

癒しを必要としています。

 

 

そして

 

私たちも。

 

 

 

 

私は子どものころ、いつも

 

〈私のハートに太陽がある〉

 

と歌っていました。

 

 

 

私たちのハートに、

 

 

そして私たちの只中に宿る

 

太陽存在を

 

 

再び見出さねばなりません。

 

 

 

太陽存在の

 

コロナ(光の環)が

 

 

怯えている人類を

 

抱きしめ、

 

 

 

冷たく暗い

 

恐怖のコロナを

 

追いやることができるように。

 

 

そして、私たちが

 

勇気と癒しの

 

力に満ちた愛で

 

 

お互いの魂に触れ合う

 

勇気を見いだせるように。

 

 

 

20202月 ギゼラ・ヴィルキ(Gisela Wielki)

訳:近見冨美子

 

 

 

ギゼラさんはニューヨークのキリスト者共同体の司祭です。

 

このメッセージはマニの道の探求者、

クリスティン・グルウェーズさん(Christine Gruwez)から送られてきたものです。

 


 

 

ルドルフ・シュタイナーの「祈りの言葉」を、あわせて紹介します。

 

 
「受容のための祈り」
http://noharajp.net/openforum/article/30

 

 


 

2020/03/11追記

...治療的見解から書かれたこの(デッカーズ氏の)文章に続けて(司祭である)ギゼラさんの文章を再読すると、

 お二人のメッセージが見事に調和して 私たちを取り巻く世界と時代の現象への理解が いっそう深まるように思います。

 

そして時代の苦悩と共にとどまるという決意(マニの道、第2ステップ)を強めてくれるように感じています。

ヘンリエッタ(・デッカーズ)さんへの感謝とともに、皆様にお送りします。

私たちの時代の苦悩をともに
する 方々と どうぞとシェアしてください。

 

 

20203月11

東日本大震災から9年目の日に祈りを込めて

近見冨美子

 

 


 

 

 

バイオグラフィーワーク・ジャパンの近見冨美子さんから、

キリスト者共同体司祭ギーゼラさんのメッセージをいただきました。

このメッセージを、あなたの身近な方と
シェアしていただけると幸いです。

2020/03/05 はらかずこ

 

 

 

 

(以下は近見さんのメッセージ)

 


先週末イギリス西部で開かれたクリステインさんとの

マニの道セミナー でも、

 

この中に書かれている

 愛についての理解を共有しました。

 


世界中が未知の状況に直面し混乱している中でも、

静かな心持ちを失うことなく、

 

愛の光のほうへ向かって

ゆっくりとあゆみを進めたいと願う日々です。