ルドルフ・シュタイナー

受容のための祈り

 

Albrecht Durer「Hands of an Apostle」(1508)

何が来ようとも、

次の時間、

次の日が私に何をもたらそうとも、

とりあえず私にはそれがなんであるのかわからないとしても、

 

不安や恐れによってそれを変える事はできない。

 

私はそれを完璧なる内的な魂の平静によって、

完全に海の様に静かな心情と ともに待ち受ける。

 

・・・

 

私たちの進化は恐れと不安によって妨げられ、

不安と恐れの波によって、

未来から 私たちの魂に入ってこようとするものを退けてしまう。

 

・・・

 

出来事において神的叡智とよばれるものに帰依すること。

 

来るべきものは、

そうあるしかなく、

それは何らかの方向において良き働きを持つはずだという、

 

考えと感情と心情生活の力を、

繰り返し自分の中に呼び起こす事。

 

この気分を魂の中に呼び起こし、

それを言葉と感情と理念において生き抜く事、

 

それが受容のための祈りの気分である。

 

ルドルフ・シュタイナー (輿石祥三・香川裕子訳)

「祈りの本質」ベルリン 1910年2月17日より